沖縄の旅 宮古島,大神島,多良間島(1月15日〜24日,9泊10日)

  

沖縄県本部町 八重岳 (カンヒザクラ【 寒緋桜  後ろは日本最大のシダ植物ヒカゲヘゴ) 1月24日・撮影

*カンヒザクラについては,カンヒザクラのページをご覧下さい。


 ◎1月15日 成田から那覇へ


沖縄県那覇市へ 機上より 1月15日・撮影


(LCCのJ社では,座席指定すると一番安い席でもプラス250円かかる。この+αの料金が曲者。ネット予約のページでは座席指定しないと先へ進めないような印象をあたえるが,250円をケチりたかったら,ここはスルーすればよいだけ。座席指定しなかったからといって,立ち席になるわけないのだから。
 特記事項。前日,関東地方は大雪で,飛行機は軒並み欠航した。朝8時半のフライトだったから,LCCだし無理かなと思ったが,始電で出かけた。あにはからんや飛んだ。でも,空港内は提供された寝袋で寝ている外国人だらけだった。飛行機は満席だった。前日欠航便からの振替だったのだろうが,オイラはへえーLCCはやっぱり満席にして飛ぶんだー。もしかしたら,儲かっているのかもしれないな,なんて,自分の飛行機さえ飛んでしまえばもうそれで,のんきなことを考えていた。久々の沖縄旅行でルンルン気分ですでに舞い上がってしまっていたのだ。その結果は,すぐに現れてしまった。
 要するに忘れ物だが,恥ずかしくて,とてもじゃないけどここには書けない。もちろんすぐに見つかったから,大事には至らなかったが…。沖縄の人は正直で,親切である。)




沖縄県那覇市 牧志公設市場 1月15日・撮影
(包丁を手際よく動かすおばあがオレを見る目はかなり恐かった。)



沖縄県那覇市 牧志公設市場 1月15日・撮影
(ブタの頭が本当に置いてあった。これも売り物らしい。)




沖縄県那覇市首里金城町 首里城正殿 1月15日・撮影
(ここだけは観光客と修学旅行生が多かった。)


◎1月16日 那覇から宮古島へ


沖縄県那覇市 県立博物館・美術館 1月15日・撮影
(本格的に充実した博物館で,金もかけてる。半日ではとても時間が足りなかった。)



沖縄県宮古島市 仲宗根豊見親(なかそねとうゆみや)の墓 1月16日・撮影
(この名前からは歌手・仲宗根美樹を思い出す。歌うときの色っぽい唇の動きが少年の心を惑わしたなあ。)



沖縄県宮古島市 水御嶽(はりみずうたき) 1月16日・撮影


(宮古島創世神話によれば,創世神の古意角(こいつの)と姑意玉(こいたま)の二神が漲水に天降り,あらゆるものを生み出したと伝えられている。1月半ばも過ぎているのに正月飾りが飾ってあったことと,ネコがやたらたくさんいたことにびっくりした。)




◎1月17日 宮古島から伊良部島へ



沖縄県宮古島市 宮古島平良港を出港 1月17日・撮影
(高速カーフェリー スーパーライナー「はやて」にて)



沖縄県宮古島市 伊良部島佐良浜港に入港 1月17日・撮影
(離島への入港は,いつもながら心躍るひとときである。)



沖縄県宮古島市 伊良部島のマングローブ(ヤエヤマヒルギの若木) 1月17日・撮影



◎1月18日 伊良部島,下地島で


沖縄県宮古島市 下地島 下地島パイロット訓練飛行場 1月18日・撮影
(日本唯一のパイロット訓練飛行場。青い海へのびる滑走路でタッチアンドゴーやっていたようだ。)



沖縄県宮古島市 下地島 下地島パイロット訓練飛行場 1月18日・撮影
(滑走路は3000mで羽田空港のメイン滑走路とほぼ同じ長さだそうだ。)



沖縄県宮古島市 下地島 下地島パイロット訓練飛行場 1月18日・撮影
(海上に長く伸びる細い滑走路のようなものが何なのかはわからなかったが,これがもし滑走路の延長だとすれば,かなりコワイ!)




沖縄県宮古島市 下地島 帯岩 1月18日・撮影
(江戸時代の大津波で打ち上げられた巨岩だという。いまでは大漁祈願,航海安全のご神体だそうだ。)




沖縄県宮古島市 下地島 通り池 1月18日・撮影
(二つの池の底が海につながり,人魚伝説もある神秘的なところ。人気のダイビングスポットだそうだ。)



沖縄県宮古島市 伊良部島 佐和田の浜 1月18日・撮影
(遠浅の海に点々と転がる無数の大岩が独特の風景を作り出している。)






沖縄県宮古島市 伊良部島 フナウサギバナタ(船を見送る岬の意味) 1月18日・撮影
(伊良部島の人は,やたらデッカイものを作るのが好きなようである。)



沖縄県宮古島市 伊良部島 牧山展望台 1月18日・撮影
(伊良部島の最高地点,標高89mの牧山の頂上にあるサシバをかたどった展望台。)



沖縄県宮古島市伊良部 渡口の浜(伊良部島側) 1月18日・撮影
(だーれもいない海♪ ホント! シーズンオフなのである。)



沖縄県宮古島市 下地島 渡口の浜(下地島側) 1月18日・撮影




沖縄県宮古島市伊良部 神里井戸(ガー) 1月18日・撮影
(神様が集まるという昔からの井泉。かなり深い!)



◎1月19日 伊良部島から宮古島に戻り,宮古島半周


沖縄県宮古島市 東平安名崎(ひがしへんなざき) 1月19日・撮影


沖縄県宮古島市 東平安名崎(ひがしへんなざき) 1月19日・撮影



沖縄県宮古島市 西平安名崎(にしへんなざき) 1月19日・撮影
(左奥に見えるのは池間島。)



沖縄県宮古島市 池間大橋(池間島側から見たようす)) 1月19日・撮影



1月20日 宮古島半周,来間島(くりまじま)へ


沖縄県宮古島市 来間大橋(来間島から宮古島方面を見る。) 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 来間島長間浜 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 竜宮城展望台 1月20日・撮影


沖縄県宮古島市 来間島 竜宮城展望台 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 (南部の上野地域?) 1月20日・撮影
(折しもサトウキビの収穫時期で,島内の畑は大忙しだった。)



沖縄県宮古島市 イムギャーマリンガーデン 1月20日・撮影




沖縄県宮古島市 宮古島市熱帯植物園 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 宮古島市熱帯植物園 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 砂山ビーチ 1月20日・撮影



沖縄県宮古島市 砂山ビーチ駐車場横で 歌う若者たち 1月20日・撮影




沖縄県宮古島市 人頭税石 1月20日・撮影



◎1月21日 大神島へ日帰り


沖縄県宮古島市 島尻 サトウキビ畑の向こうに大神島を見る。 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 島尻 パーントウの里の看板 1月21日・撮影




沖縄県宮古島市 大神島漁港に入港 1月21日・撮影




沖縄県宮古島市 大神島 遠見台への登り 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 大神島 遠見台の御嶽(拝場) 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 大神島 遠見台から港と人家を見下ろす 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 大神島 遠見台から公園を見下ろす 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 大神島 根岩 1月21日・撮影



沖縄県宮古島市 大神島 島の周回道路の行き止まり。1月21日・撮影


島の“一周道路”は不自然にもここで行き止まりになっている。開発工事は,事故や怪我人の続出で遂にここで中止されたのだそうだ。ここから先は聖域なのだという。大神島がパワースポットだといわれる所以でもある。



沖縄県宮古島市 大神島 帰りの船から 1月21日・撮影


◎1月22日 宮古島から船で多良間島(たらまじま)へ



沖縄県宮古島市 宮古島平良港第二埠頭(平良港マリンターミナルから徒歩10分)を出港。 多良間島普天間港へ 1月22日・撮影
(フェリーたらまゆう)



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 1月22日・撮影

途中海上で,スコールのような激しい雨が降り,船は大揺れ,ゲボ寸前だった。船酔いはいい歳して初体験。



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 普天間御嶽 1月22日・撮影



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 塩川御嶽 1月22日・撮影



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 1月22日・撮影



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 1月22日・撮影

 ヤギは,初めはじっとこちらを見ているだけだったが,近づいていくと,ある距離を超えると,とたんに雄の親が猛然と,狂ったように暴れ出した。後で聞いた話だが,この島にも山羊汁があるそうで,親は長い人生の中で,そのことを知っていたのだろう。


◎1月23日 多良間島から船で宮古島へ,さらに飛行機で那覇へ


沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 八重山遠見台 1月23日・撮影



沖縄県宮古郡多良間村 多良間島 八重山遠見台 1月23日・撮影



沖縄県宮古島市 宮古島空港から那覇へ 1月23日・撮影


◎1月24日 今帰仁城趾,八重岳で桜見物,夜に成田へ帰京


沖縄県今帰仁村 今帰仁城趾(なきじんグスク) 1月24日・撮影



沖縄県今帰仁村 今帰仁城趾(なきじんグスク) 1月24日・撮影



沖縄県本部町 八重岳中腹  1月24日・撮影
私設駐車場横にこんな店も出ていた。山羊汁を食いたかったなあ〜。食ってる時間などまったくなかった。



沖縄県那覇市 機上にて 成田空港へ 旅の終わり 1月24日・撮影



桜巡礼”の最初の一歩は,やはり日本でいちばん早くに咲く沖縄のカンヒザクラがふさわしいだろうと,重い腰を上げて出掛けた。といえば格好はいいが,実は昨年末に,格安航空会社(LCC)の超格安航空券が運よく取れたので,行ってみたというのが本当のところ。お値段は,聞いて驚くなかれ,セール中ということもあって,なんと成田那覇が片道1990円,往復で3980円だった。往復だぜ。それならそれで,1泊1500円前後の安宿とユースホステルを転々と泊まり歩く沖縄・宮古島10日間の一人旅でした。ああ,このまま沖縄でホームレスになれると,一瞬甘い誘惑が頭をよぎった旅でもありました。

(旅の紀行でも書こうかと思ったが,結局書けなかった。写真を抜き出して並べるだけで精一杯だった。しかも1か月半以上もかかった。暇なのに,できない,やらない。われながら困ったもんだ。でも,この間に,さらに2回も沖縄旅行に行ったので,もう,何が何だかどれがいつのことだか,こんがらがって,わからなくなっております〜。せめて,旅の反省というか,教訓を列記しておこう。
その1.「荷物は少なく,軽くすべし。」いっぱちのバックパッカー気取りで,登山用の40Lのザックとカメラバックで行ったのだが,何でも詰め込めるのはいいが,歩きが多いところでは,へばって動きがとれなくなるし,荷物を預けることをいつも考えなければならなくなる。)
その2.「離島を往復するときは,宿はできるだけ港の近くにとること。」当たり前のことだが,特に宮古島では,朝早くの船に乗るときは,歩きは意外に時間がかかり,道も坂道や曲がった道があり,わかりにくいから。
その3.「安宿やゲストハウスのキッチンで,自分で夕食を作ろうなんて,ゆめゆめ思うべからず。」旅は日々忙しいのである。いくら貧乏でも,自分で作るのは,買い出し,調理,後片づけがあり,一杯飲み始めてしまったら,自分でできるわけがないのである。寝るのがどんどん遅くなってしまうのである。弁当やお総菜などを買ってくるか,結局は外食が一番楽なのである。
その4.「宿は事前に予約してから行こう。」旅の初日と最終日は日程が決まっているし,土曜日の夜は混む可能性があるから事前に予約して行く。でも,その他の日は,日程がどうも定まらないから,おおよそのスケジュールにしたがって,泊まる宿の候補をリストアップした一覧表を持っていき,現地で前日か当日に電話をして申し込むようにしていた。シーズンオフだし,沖縄だから大丈夫だと高をくくっていた。ところが,どっこい,それは甘かった。今日は休みだ,満室だ,よくわからないのだが何となく泊めたくないといったようなのや,港まで迎えにきてくれて車にも乗せてくれたのに,なぜか30秒でおろされ,たぶん年寄りだからと,断られたりと,なんとも理解不能な変な出来事もあり,泊まる宿ではえらい苦労した。離島で宿が決まらないほど困ることはない。やはり,宿は予約してから行こう。 以上
(2013.02.16〜04.01更新)


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