2021年・夏山登山・白馬岳

(8月19〜22日)

白馬大池 【 右奥は小蓮華山2763m 】



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月19日・撮影


手前のセリ科の白い花は、ミヤマゼンゴコ?)。高さは30〜70cm。葉は3〜4回ほど分かれる羽状複葉。花は複散形花序。「ゼンコ」だとばかり思っていたら、最近の植物図鑑では「ゼンゴ」になっている〜。
 




小蓮華山 【 2763m 】 (船越の頭付近から)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月20日・スマホ撮影



白馬鑓ヶ岳 【 しろうまやりがたけ 2903m 】  (船越の頭付近から)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月20日・撮影

(中央手前に杓子岳が重なっている。)



白馬岳 日の出 【 しろうまだけ 2932m 】  (丸山付近から)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月21日・撮影



杓子岳 【 しゃくしだけ 2812m 】  (左奥は白馬岳)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月21日・撮影 (白馬鑓ヶ岳中腹から)



白馬岳 【 2932m 】  (丸山付近から)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月21日・撮影



杓子岳、白馬鑓ヶ岳 【 しゃくしだけ しろうまやりがたけ 】  (夕闇迫る村営頂上宿舎横から)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月21日 18:40・撮影



白馬大雪渓 【 しろうまだいせっけい 】  (下部を見る)



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月22日・撮影

*

村営頂上宿舎レストランで



長野県北安曇郡白馬村 2021年8月21日 15:29・撮影



いつの間にやら恒例となった白馬岳夏山1人登山に、今年も行ってきた。
天気予報を見ながら、いつ晴れるだろう、いつ晴れるだろう、と待っていたが、なかなか真夏の安定した晴天にならない。しびれを切らして少し良さそうな予報が出た19日、栂池から登り始めた。
でも、雨つづきで、山小屋の食堂で、1人ビールばかり飲んでました。

相変わらずケチしてテント(ツエルト)を持って行ったのだが、初日の白馬大池で1泊(\2500)しただけで、あとは結局山小屋に素泊まり(\8000)の2泊連泊になった。(今年2021年から、北アルプスの山小屋料金は、テントも含めて大幅に値上がりした。)
この先の天気もあまり良さそうでなかったので、清水岳へのピストンはやめにして、予定より1日早く猿倉に下山した。
雨が降ったら小屋に素泊まりして何日でもねばる、なんて1人豪語していたが、コロナ禍のこんなご時世では、山小屋に停滞していても、全然おもしろくもおかしくもない。なんか、盛り下がるだけで、はた目にはおかしな登山者に見えかねない。
そんなわけで、4日目の朝、雨の中、大雪渓をさっさと下山した。
小雪渓はすでになく、大雪渓も下部ではクレバスというより、大きな雪の陥没が口を開けていた。だから、だいぶ早めに右岸の地道を歩くようになっていた。でも、上りの登山者は取り付き点がわかりにくいのか、雪渓を直登して来ていた。危ない感じがした。
今年も、白馬尻(はくばじり)小屋は組み建てられず、まったく営業していなかった。鑓温泉小屋も営業していなく、そもそもこのコースは通行止めになっていて通れなかった。猿倉荘も今年から民間の白馬館に営業委託されたらしい。静かだった。この辺もいろいろ変わっていくなあ…。そうだ、去年まで営業を休止していた天狗山荘は、今年からやり始めた。
今年も、家人に猿倉まで車で迎えに来てもらった。超、楽である
新品おろしたてのMammutの登山靴は履き心地がよく、すいぶん助けられた。

蛇足ながら、今回も荷物の軽量化をさらに一歩進めた。ジェットボイルのガズバーナーを持っていかず、スウェーデン製トランギアそっくりの、中華製のアルコールバーナーに替えてみた。とにかく軽い。火力は弱いが、夏山だし、お湯を沸かしたりラーメン作ったりするくらいなら何とかなる。結果的には小屋の素泊まりということもあって、何ら問題はなかった。今度からは、これにしよう。
 (9月4日更新)



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