花に導かれて(R)

    Photo & Essay   野 山 の 花 手 帖
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2025年 北アルプス夏山登山

白馬岳 【 しろうまだけ 】 2,932m (中央)



長野県北安曇郡小谷村 2025年9月1日・撮影
 (白馬岳北側の小蓮華山稜線から白馬岳を見る。左は白馬鑓ヶ岳、右は旭岳。)


白馬鑓ヶ岳(右奥) 杓子岳(左)



長野県白馬村  2025年8月30日10:00・撮影
(白馬岳南側の頂上宿舎へのトラバース道から見る。手前の谷は白馬大雪渓。)


白馬鑓ヶ岳(右奥) 杓子岳(左)



長野県白馬村   2025年9月1日朝・撮影
(白馬岳南側の白馬山荘前から見る。)


白馬岳頂上宿舎のテント場 残照の杓子岳



長野県白馬村 2025年8月30日夕方・撮影
(テント数を数えてみたら、この日は土曜日の夜で、100張弱でした。)

今年も、やっとの思いで登ってまいりました。今年は4泊とも小屋泊まりです。もうテント泊は無理です。76歳ですから…。
栂池高原から入り、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで、1日目は白馬大池山荘まで。素泊まり(*¥11,000)。2日目は小蓮華山を経て、白馬岳に登り、白馬山荘に素泊まり(¥11,000)。
天気には恵まれましたが、白馬鑓ヶ岳も清水岳も、往復ルートで挑んだのに、結局体力的、時間的に途中までしか行けませんでした。まあ、それで十分でしょう…。
高山の花もほとんど終わりかけ、咲いているのはトウヤクリンドウ、イワギキョウ、ミヤマトリカブト、そしてミヤマアキノキリンソウくらいでした。花が少ないぶん、岩石や地形ばかり見てましたが、単なる石にしか見えず、種類や成り立ちなど一向にわかりません。浅学の悲しさですね…。
ただし、初めて頂上宿舎に2食付き(¥15,000)で泊まり、食べ放題のバイキングを堪能したのです。ゲップ。

そして、5日目、朝6時ピッタリに頂上宿舎を出発して、今回3度目の白馬岳の登頂を果たし、栂池へ下山。途中、昼食や大休止をとったわけでもないのに、最終2つ前のロープウェイにやっとで間に合うという有様。フッー。でも、なんとか今年も無事登って下りて来られたのには、感謝しかありません。

今年の特記事項は、頂上宿舎の外来食堂が建物の傷みが出たとかで、営業を中止していたこと。やはり不便というか、ちょっと寂しいなあ。でも、おかげで今回はビールを1本も買わないで、飲まないで済んだ。我ながら信じられないことだ。頂上宿舎のアルバイトのKさんはもういなかった。お盆で下界に帰ったのだそうだ。会えなくて残念だった。
また、猿倉の駐車場にひび割れが出たとかで、使用不可、一般車乗り入れ禁止になっていたことだ。車利用の人にとっては、何とも不便な事態だ。大雪渓の登山道は通行止にはなっていなかった。登ってきた人に聴いたところ、雪渓上を歩けたのは、わずか2、300mほどで、あとは崩れかけたような地道だったそうだ。

*ちなみに、1974(昭和49)年の北アルプスの山小屋宿泊料金は、1泊2食付きで¥1900、素泊まりで¥1300 でした。一方、村営頂上宿舎は、1泊2食付きが¥1800、素泊まり¥1200。なぜか50年前から村営が少しだけ安い。今年は2食付きは同じでした。それにしても物価の上昇は隔世の感がありますね。
 (2025年9月11~19日・更新)


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