常緑樹林下に生える地生ランで、5〜6月に淡黄色の花を咲かせる。乱獲のため、非常に少なくなり、絶滅危惧U類に指定されている。 牧野植物園では数年かけて増やしたそうで、今では群落をなすほどになっている。たまたま1週間だけの公開期間に訪れることができた。地元のテレビ局でも放送していた。 分布は本州(伊豆七島、静岡県、紀伊半島)、四国、九州、琉球、台湾、中国〜ヒマラヤ、東南アジアなど。 ガンゼキランという和名は、ゴツゴツした偽球形(バルブ)を岩石に見立てたことから付けられたという。 |
(2022年5月27日更新) |