イロハモミジ 【以呂波紅葉】  (ムクロジ科 カエデ属 APG分類)



山梨県南アルプス市芦安芦倉 2021年11月6日・撮影


APG分類で「カエデ科」消滅

イロハモミジは日本の野山に生える代表的なモミジの種類だが、呼び名をイロハカエデといったり、タカオモミジといったりして、とにかく紛らわしい。
だが、それより最近は、植物の新しいAPG分類体系によれば、モミジやカエデのなかまは、科名が変わって、ムクロジ科に入れられることになった。(合わせてトチノキ科もムクロジ科に統合された。)
要するに「カエデ科」という科名がなくなってしまったのである。ランクが1つ下がって、カエデ属にまとめられたのである。
日本の秋を赤や黄色に彩ってくれるカエデ(楓、蛙手)のなかまの名前が科名から消えたのは、ちょっと寂しい。
(2021年11月30日更新)




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