APG分類で「カエデ科」消滅 イロハモミジは日本の野山に生える代表的なモミジの種類だが、呼び名をイロハカエデといったり、タカオモミジといったりして、とにかく紛らわしい。 だが、それより最近は、植物の新しいAPG分類体系によれば、モミジやカエデのなかまは、科名が変わって、ムクロジ科に入れられることになった。(合わせてトチノキ科もムクロジ科に統合された。) 要するに「カエデ科」という科名がなくなってしまったのである。ランクが1つ下がって、カエデ属にまとめられたのである。 日本の秋を赤や黄色に彩ってくれるカエデ(楓、蛙手)のなかまの名前が科名から消えたのは、ちょっと寂しい。 |
(2021年11月30日更新) |